森 星象という、変な名前のカメラマン プロローグ編

森星象 森星象

ぼくと森星象さんとの出会い・・・

いや、その前に
いちいち森星象さんって書くのは面倒くさいので
以下は森くんとします。

そもそも「星象」は「せいぞう」と読むらしく
キーボードで入力しても、簡単には変換してくれないです。
「せいぞう」は、どこまでいっても「製造」であって
おそらく「星象」を変換の結果として求めているのは
森くんとぼくだけではないかと思う。
なので、これから先ずっと「森くん」と書くこととします。

いまこの記事を作成しながらも
ややこしい名前つけやがって!
おまけに、それ、本名とちがうやんけ!
そんなことを思ったりしてるけど、いっさい怒りはないのでご安心ください。

たまたま出会ったカメラ教室

もう何年も前の話だけど
当時ぼくはまだ、ネットショップを経営してて
商品をキレイに、売れるように撮りたいという考えで
神戸のある写真教室に通うことにしました。

森星象、いや、森くんとの出会いはここでした。

ぼくはもともと、アートの才能なんて持ち合わせていないので
撮る写真は、まあいえば普通の趣味で軽く楽しんでるレベル。
花を花壇に撮りに行ったり
夜景を海や街に撮りに行ったり
そしてそれをプリンターで印刷したりする程度のことでした。

ところが森くんは、最初から違った。
違ったというより、変!
名前が変なら、写真も変!

こんな写真が、森くんにとっては良い写真。
ぼくは、いまだにさっぱりわからないでいます。

正直言って、乃木坂46や、美味しそうなご飯の写真の方が、
ぜんぜん良いんじゃないのか?

こんな発想しかないから、
ぼくにはアーティストとしての素質の欠片もないんだと思います。

でもその「変」こそが森くんであって
「この写真だれの?」
「変だからきっと森くんだろ。」
「正解!」
こんな会話が、いつも成り立ってしまうという事実が
森くんの写真は、森くんそのものを最初からあらわしていたのです。

ぼくの写真には、「ぼく」をあらわすものは無い

ぼくは写真で自分を表現するなどと言う
いかにもアーティストっぽいことは
あまり考えないタイプでした。

なのに通っていた写真教室で真面目に取り組みすぎたことで
アーティスト、写真家になんてなりたいなんて分不相応な気持ちが芽生え
当初は、求めていなかった深みに入り込みました。
さすがにこれは、
お金ばっかりかかって、
嫁さんに見つからないかと心配になったり、
仕事を放り出して、作品展に出展する作品作りばかりしたことで
家庭と仕事が崩壊しそうになり
写真教室を1年半という滞在で、やめてしまいました。
同時に、写真自体をやめてしまいました。

でも、その1年半のおかげで
不思議なものですが、
何百人もいた教室の受講生の中で
なぜか森くんとだけ、今でも付き合いがあります。
言っときますが、とくに付き合いたいと思ったわけでもないのに。

成功するまで続けた者の勝ち!

ぼくが写真から完全に離れてしまってからも
森くんは、ひたすら撮り続け、
写真の講師にもなり、
機会を得ては世の中に自分の写真を発表し続けていました。

そしてついに2018年、
写真家として世界的な賞をとってしまったのです。

アーティストとしての才能が認められました。

ですがこの「認められる」って言葉の幅というものは
町内の運動会のかけっこで1等とったから
ノーベル賞とった
そしてアベンジャーズのメンバーになって地球を守ったまで、
あまりにも広すぎるので、
森くんがとったこの賞が、
どのあたりに位置するのかは、ぼくにはわかりません。
でも規模の大小関係なく、
認められるってことは素晴らしいことです。
この点でもし差があるとすれば、
それは後々の収入の差だけだと思います。

また最近、若手起業家で成功したっぽい人が
「好きなことを仕事にしよう!」
なんてことをよく言います。

「好き」にも「認められる」と同様に幅があるはずです。
でも森くんの写真が「好き」はそうとう突き抜けてて
それだからこそ続けることができ
そして成功できた数少ない一人に違いないと、
ぼくは勝手に思い込んでいます。

森くんが写真で表現したいことはなにか?

じつは、こんなぼくですが
今年の夏から、森くんの写真アーティストとしての活動の手伝いを少しだけさせてもらえることになりました。
カッコいい言い方だと「森くんは、ぼくのクライアント」です。
引き受けてしまいましたが、ぼくになにができるのか
森くん自身のことでさえ、わかっていないことだらけという状態なので
すでに後悔というか、
「わるいことしたかなあ・・・」なんて気持ちになっています。

そして森くんが何を表現したいのか?
そんなことさえ、まだわかっていません。
仕事受けといて、いい加減なもんです。
ですが、しばらくは一緒に動いて観察することで、
少しでも理解を深めたいと思っていますが、これは時間がかかります。
このことは森くんに正直に話し、許可をいただきました。

森くんがいま取り組んでいること

森くんはいま、
・カメラ、写真教室の先生をしています。
・能の勉強をしています。
・宇宙や生命、そして自然について興味を持ち勉強しています。
大まかにこんな感じです。

この中で、カメラ・写真教室の先生については
既に大成功というか大人気の先生になっていて
森くんの後を追って、写真アーティストになろうと
がんばっている人が何人も生まれています。
立派なものです。
その講座を何度か見せてもらったのですが、
見ているぼくが、
「もう一度、写真やってみようかなあ・・・・・」
なんて気持ちにさせられてしまうけど、
内容も楽しく、教え方も個人を尊重して丁寧です。

続く。。。。。