「今、この瞬間の忘れてはいけないことを記録するのに、もっとも相応しいアプリは?」そう聞かれて答えるのがiOS純正の「メモ」です。このアプリ、軽く見られがちなのですが、機動力では他の有料アプリを上回る機能満載です。今回は「メモ」を初心者でもわかるように徹底解説します。
普段メモアプリとしては「GoodNotes5」をよく使っています。痒いところに手が届く優秀アプリには間違いありませんが、なんとなく、ぼくの中では清書用なのです。
それが「メモ」の場合は、ZoomやLINEミーティングで、「これは!」と思った内容を、何も考えずにガンガン書き込むのに向いています。
iOS公式アプリ メモ
![メモ](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo1-700x576.jpg)
何もしていなければ
iPhone、iPad共に
最初からインストールされています。
もし無かったり
アンインストールしていたら
App Store で「メモ」で検索です。
![メモ、起動初期画面](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo2-700x512.jpg)
起動すると
初期画面がこれです。
メモできること1:ふつうにタイピング入力
![メモ タイピング入力](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo3-700x512.jpg)
右上のボタンをタップで
![メモ タイピング入力 タイトルと記事](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo4-700x512.jpg)
メモできること2:手書き
![メモ 手書き](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo5-700x512.jpg)
右下のボタンをタップ
![メモ 手書き機能](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo6-700x512.jpg)
手書き用のツールが表示されますので
これらを使えば
紙のノート感覚でメモがとれます。
この場合
Apple Pencilがあれば
より反応が速くて
気持ちが良いです。
メモできること3:写真を貼り付ける
![メモ、写真貼り付け](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo7-700x512.jpg)
右下のカメラのボタンをタップ
今回は「フォトライブラリ」を選択
写真を選んで
「完了」をタップします。
![メモ フォトライブラリから写真貼り付け](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo8-700x512.jpg)
これで貼り付け完了です。
メモできること4:写真に書き込み
写真に書き込みするには
2通りの方法があります。
まずは配置した写真を
1回タップします。
すると写真が拡大表示されますので
次に
![メモ 写真に手書き](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo9-700x512.jpg)
Apple Pencil の場合は、
もう一度ペン先で写真をタップします。
Apple Pencil で無い場合は
右上のボタンをタップします。
これで下から
手書きツールが表示されます。
あとは自由に書いてください。
メモできること5:写真を小さく表示させる
画面上で
小さく表示させたい写真を
約1秒の長押しタップします。
![メモ、写真を小さく表示](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo10-700x512.jpg)
「小さなイメージ」をタップ。
![メモ、写真を小さく表皮させた](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo11-700x512.jpg)
このように
小さく表示させることができました。
表示させる大きさは
この大きさの固定ですので
微調整はできません。
もう一度大きくして
写真をはっきり見たい場合は
写真をタップするだけです。
![メモ 写真を拡大表示](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo12-700x512.jpg)
見終わったら
左上の「完了」で
元の画面に戻ります。
メモできること6:書類をスキャンして貼り付ける
![メモ 書類をスキャン](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo13-700x509.jpg)
右下のカメラのマークをタップして
書類をスキャンをタップします。
![メモ 書類をスキャン](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo14-700x933.jpg)
スキャン用のカメラが起動しますので
書類に向けると
自動で書類を認識します。
認識したらシャッターは自動で切れます。
もし正しく認識しない場合は、
右側にある
「自動」を「手動」に切り替えて
シャッターを切ったあと、
自分でトリミングして保存します。
一度操作をおぼえてしまうと
とてもかんたんです。
話は「自動」で
シャッターが切れたあとの続きに戻ります。
![メモ 書類をスキャンして保存](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo15-700x933.jpg)
スキャンが終了したら
右下の「保存」をタップ。
![メモ スキャンした書類を貼り付け完成](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo16-700x512.jpg)
これで完了です。
拡大表示させたい場合は
写真の時と同じで
1タップするだけです。
![メモ スキャンした書類を再度トリミング](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo17-700x512.jpg)
拡大表示すると
スキャンした時の
背景の机が残っていました。
これが気になるので
取り除きます。
右上のトリミングのマークをタップ
![メモ スキャンした書類のトリミング微調整](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo18-700x525.jpg)
書類の四隅に
○のマークが表示されますので
手で動かして
トリミングする位置を
微調整します。
この時、
真四角を意識する必要はありません。
だいたいで大丈夫です。
アプリの方で自動補正させて
キレイな長方形になります。
位置決めができたら
「完了」をタップします。
メモできること7:やることリスト(ToDo)
ToDoリストって
使う人はけっこう使ってます。
やることをリスト化しておけば
やり忘れを防止できます。
世の中には、このToDoアプリが
山のようにあって、
いったい何を使えばいいのかさえ
わからない状態なのですが、
ぼくは
どれでも良いので
とにかく使い慣れることが
第一だと思うのです。
では「メモ」を使った
ToDoリストの作り方です。
![メモ ToDoリスト作り方](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo19-700x512.jpg)
右下の「✓」マークをタップ。
![メモ ToDoリスト作成](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo20-700x512.jpg)
改行キーをタップする度に
次の行にリストが作れます。
![メモ ToDoリストのやること完了](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo21-700x512.jpg)
やることが完了したら
「○」び部分をタップすると
「✓」に変わって
一番下の行に自動で移ります。
メモできること8:次の新しいメモを作成する
![メモ 新規作成](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo22-700x512.jpg)
右上のマークをタップ
![メモ 新規作成画面](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo23-700x512.jpg)
これだけで
新規作成画面に入ります。
![メモ 新規作成 保存](https://www.8270chihaya.net/wp-content/uploads/2020/05/memo24-700x512.jpg)
このように
新しいメモが作成できました。
この繰り返しで
どんどん新規作成され
画面左側に一覧で表示されます。
まとめ
とりあえず
今!すぐ!って時に
「メモ」は強い味方になります。
操作そのものに
難しい部分もなく
直感的に使えますので
ぼくが購入したアプリ
「GoodNotes5」まで必要なければ
これでじゅうぶんだと思います。
あと、もっと使いやすくする方法として
保存する時に
キチンとフォルダ分けすれば
欲しい情報を探す時間も短縮でき
生産性もアップするはずです。
これについては
また別の機会に触れたいと思います。
とにかく
使い慣れることがいちばん、
使い倒して
「もっとこうしたい!」
そう思ったときには
有料のメモアプリを検討すれば
無駄な出費を防ぐことができます。
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