カメラ遊び。プロローグ編

カメラ カメラ遊び

もう10年ぐらいぐらい前ですから、ぼくがまだ40歳代だったころ。神戸のある写真教室で「変な名前の写真家 森星象」との出会いがありました。かなり大規模な写真教室でしたので、生徒数も多く、たくさんの人と知り合いになることができ楽しい思い出がいっぱいできました。

ただ良くないこともありました、アリガチなことですが・・・・・
道具沼にハマってしまいました。良い写真が撮れるからと、分不相応ともいうぐらいのプロが使うようなカメラ+レンズを所持した上に、インクジェットプリンターでのプリントにまで興味を持ち、これがなんともコストばっかりかかる遊びで、遊びにしてはあまりにお金がかかりすぎるために、2年経たずに写真そのものから完全撤退しました。道具も多くは中古屋さんで処分。元々購入した価格が安い中古レンズだけが残っています。

そうしたなかで、不思議なのですが「変な名前の写真家 森星象」とだけ、ずーっと細々ですが、付き合いが続いていました。
その付き合いが、このブログで彼を取り上げることに繋がり、ほんと不思議としか言いようがない気持ちです。

もう二度とやらないつもりだった

まだまだ仕事が山ほどあるし、写真撮るよりも仕事のほうがはるかに好きなので、もう二度と写真やらないだろうと、ずっと思っていました。今でも心のうちの半分以上は「やらない」です。

昔の写真
Camera:Nikon D700
Lens:Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E
Print:Canon Pro9500+Hahnemuhle Photo Rag

ただ、ほんの少し前までは「やる:やらない」の割合が、「0:10」に近かったのが、いまは「3:7」ぐらいになってます。これも「変な名前の写真家 森星象」のせいです、たぶん大半は。

あとじつはもうひとりいます。それはメディアアーティストとして活躍している落合陽一氏です。
落合陽一 公式サイト
落合氏はライカ使い。道具で張り合うつもりは毛頭ないのですが、メディアアーティストとしての成り立ちや、ネット等での活躍に興味をもった次第です。写真だけでなく、先端技術を使った作品の表現がなかなか面白い。

そんなことで結果としてですが、ぼくのカメラ欲のバランスを変えたのは、インパクトの大きさは別として、森星象よりも落合陽一氏の方が先になります。

写真、、、やってみよっと。
でも道具はこだわらない、ある意味。

もう10年ぐらい、写真からは遊びとしても離れてました。撮るには撮るけど、記録的なのをスマホで撮るだけでした。ちょうどスマホのカメラが進化していくのも体験でき、すごくワクワクできました。もう一眼レフなんて要らないとも、正直思っています。

ですが、心変わりってのはあるもので、いつのまにか「ちょっとだけやってみるか」と思いはじめ、ついに一台、買ってしまいました。

Nikon D200、VOIGTLANDER NOKTON 58mm F1.4
Body:Nikon
Lens:VOIGTLANDER NOKTON 58mm F1.4

遊びです、いまさらながらのNikon。いまでもFマウントのオールドニッコールが10本以上所持してるので、これを使ってちょっと遊ぼうという考えです。

いま、写真にたいして思うこと

遊びです。いまはほんとうに遊びとしか考えてないです。この先のことはわかりませんが、ただ昔みたいに「写真とはこうだ!」みたいな肩苦しいことは一切なくて、いろいろ面白いことを実験しながら楽しくやれたらと思っています。

ただ、いろんな仕事をさせてもらってきて、ふと思うのは「ビジネスとアートって近いんじゃないか」ということです。フォーマットに当てはめるだけでビジネスが成立する時代で無くなってるのが事実だと思います。じゃあビジネスへのアプローチ方法として、アート制作みたいな部分がもっとあれば、もっと人は深く考えるだろうし、フォーカスすることがもっと上達するのではないかと。そうなれば自然と成果に結びつきやすい。最初は誰でも真似からはじまるけど、こういうことの繰り返しが独自性を生む可能性はじゅうぶんにあり得る。だからコンサルティングやビジネスセミナーでは「PDCA」とか「KPI」とか言うけど、それはいくらそのアルファベットの羅列を説明したって一向に本当の理解は得られないと思うのです。「PDCA」も「KPI」も、アーティストとしての作品づくりの課程としてなら、必然性が自然と備わっている。