データから見る、事業のPRやブランディングに使うべきは何か? Part3

統計 データ マーケティング

過去記事
データから見る、事業のPRやブランディングに使うべきは何か? Part1
インターネットに接続する際、利用の多いデバイスは何か?そして年齢ごとによる違いなどを解説しました。

過去記事
データから見る、事業のPRやブランディングに使うべきは何か? Part2
インターネットの利用目的について解説しました。

記事作成の元になったのは、今回の「Pat3」も含めて
総務省 平成 30 年通信利用動向調査の結果
こちらとなっております。

そして今回は、

ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況

まず、下のグラフを見ていただきたいのです。

ソーシャルメディアサービス(注)の活用状況(企業)
ソーシャルネットワーキングサービスの利用状況(個人)

企業のソーシャルネットワーキングサービスの利用目的は

  1. 商品や催物の紹介、宣伝 68.7%
  2. 定期的な情報の提供  53.6%
  3. 会社案内、人材募集  40.6%

ほとんどが、この3つなのに対して、
個人がソーシャルネットワーキングサービスを使う目的は

  1. 従来からの知人とのコミュニケーションのため 87.4%
  2. 知りたいことについて情報を探すため 57.4%
  3. ひまつぶしのため 35.3%

この温度差!

企業は一生懸命に、人とお金と時間をかけて宣伝しているのに、一般庶民はLINEでコミュニケーション、Google検索、ひまつぶし・・・、こんなことにしかソーシャルネットワーキングサービスを使っていないのです。

というか、ひょっとしたら、スマホ見てる殆どの時間は「ひまつぶし」と「情報収集」の可能性が非常に高いと見た方が良いかも知れません。

まぜなら、ぼく個人的な見解としては、個人1位「従来からの知人とのコミュニケーションのため 87.4%」って、「ひまつぶし」でやってる割合が結構あるのではないかと思っています。ツムツムしながら友人とコミュニケーション・・・、きっと数字に混ざってる。

ただ、個人2位の「知りたいことについて情報を探すため 57.4%」については、企業2位「定期的な情報の提供  53.6%」を上手く使うことで効果が得られると思います。

が!

企業さん個人事業主さん、ほとんど「告知」オンリーです。

SNSで告知ばっかりやって、LINE(LINE公式アカウント含む)で、営業かける。これがあまりにも多いパターンになっています。
これでOKなのは、仲良しの友人とか、ほんとに良いお客さんだけであって、ドラッカーの言う「企業の目的は顧客の創造」とは程遠いことになってしまいます。

あと、「ソーシャルネットワーキングサービス、何をしたらいいの?」といまだによく聞かれるのですが、「ブログとYouTube、そしてSNS」っていつも答えています。

でもどうですか?
Facebook、Twitter、Instagram、ここまでですよね、殆どの人は。Facebookだけって人もけっこう多いと思います。

ここまでのまとめ

いかがでしたでしょうか?

これらのデータだけ見ても、SNSオンリーでの宣伝や告知ばかりしてても、ほぼ効果が無いというのが見えてくると思います。

そう、誰も興味ないんです。あなたを大好きで何でも受け止めてくれる人以外は。

フォローしている永江一石さんのツイート

Twitter
@Isseki3

ということです。

とりあえず総括します

「総務省 平成 30 年通信利用動向調査の結果」を元に、3回にわけて見ていきました。

Webでのマーケティングを考える場合、

  • インターネットを使う際のデバイスは、昔からのパソコンよりもスマートフォンが断然多い
  • そしてインターネットの利用目的は、メール、天気予報、地図・交通情報、ニュース、LINE、ホームページ・ブログ・動画・SNSの順
  • ソーシャルネットワーキングサービスで宣伝・告知しても、殆ど誰も興味を示さない

大ざっぱに、この3つが最低限の肝になっているということです。

ほんとうに最低限です。これにもっと加味しなければならないことが山ほどあり、それを専門に受け持つコンサルティングやブランディング会社が山ほど存在し、それ全部をやったから、大金を支払ったから、絶対に成果があがる、なんて保証はありません。

ぼくもこの件については、恥ずかしながら、バカだった時代があり、大金払って成果ゼロは経験しています。あまりに酷いコンサルティング企業とはケンカして全額返金してもらったこともあります。企業の名は書きませんが、超有名東証一部上場のIT企業です。

よってそれ以来、マーケティングに関しては外注はせず、コツコツと試行錯誤しながら積み重ねてきたのが、今の現状です。

ぼくなりのマーケティングで経験から得た一例ですが、Web広告よりも、ポスティングの方がはるかに効果が出やすいです。費用かかりますが、一度もコスト割れしたことが無いのです。そしてSNSのニュースフィードでの宣伝・告知はオマケです。