淡路島食品図鑑1 廃棄野菜、絶対に食べた方が得な場合

vegetable 淡路島

過去記事「淡路島食品図鑑 プロローグ編 食料自給率と食品ロス

記事の最後に貼った写真、

南あわじ市 キャベツ
写真1 キャベツ

これが市場価値がなくて廃棄になるというところで、終わってました。今回はその続きです。

野菜が廃棄される理由

上の写真のキャベツ、どう見てもキレイだし、色も良いので廃棄になる理由がわからないと思います。普通の人は。

このキャベツが市場に出せない理由は「一番上の葉とその下の何枚かの葉が、割れているから」これだけです。腐っていたり、病気になっていたりなど、一切ありません。サイズも大きすぎず小さすぎずです。

とくに問題がないと思われる野菜でも、農協や市場が価値を付けなかった場合、一旦畑に山積みにしておいた後、農機具で潰しながら土に混ぜてしまいます。農家さんは「鋤込む(すきこむ)」と言っています。「せめて畑の肥料になれ」ということです。

淡路島 白菜
写真2 白菜

こういう野菜、キャベツに限らず、今の冬の時期だったら鍋にマストアイテムの白菜でも、結構たくさん出ます。

上の写真は、白菜のお尻が割れてしまった状態です。今年みたいに暖冬だと育ちすぎたりして、このように割れてしまう白菜が増えます。

割れてしまった白菜の中には、オレンジクイーン白菜という珍しい品種もあります。

淡路島 白菜 オレンジクイーン
写真3 オレンジクイーン

これがオレンジクイーン白菜です。

オレンジの色素は血液サラサラ成分で有名な「リコピン」です。この「リコピン」が非常に多いのがこの白菜の特徴なのですが、こういう元々栄養価の高い白菜のほうが、お尻が割れてしまう確率が高いのです。最も栽培の難しい白菜とも言われています。

実は食べた方が得な廃棄野菜

廃棄野菜、この言い方が良くないですね。調理後のクズ野菜っぽく感じてしまいます。ぼくなりに表現は今後考えます。

見た目の問題ということで、市場に出せず廃棄になる野菜。

写真1のキャベツは、上から数枚葉を外してしまえば、ピッカピカのキャベツになります。ただ、そうしてしまうとサイズが小さくなるので、市場に出せないだけです。

写真2と写真3の白菜は、お尻が割れてしまっています。
「割れたからどうだってんだ?」
そういう話になりますが、これがスーパーに並んでると、殆どの人は買わないと思います。どうでしょう?皆さんも買う時は、キレイなのを選りまくって買ってますよね。

でもそれは、まるまる1個を買う場合です。これ、よくスーパーで見かける、2分の1カット、4分の1カットにすれば、割れた部分は、ほぼわからなくなります。

おまけに、割れてしまうというのには原因があって、栄養が過剰でどこまでも成長し続けているからなのです。

よって、オレンジクイーン白菜なんかは、通常でも血液サラサラ成分の「リコピン」が多いのに、割れてる分はもっと多いことになります。

そして糖度も高く、「甘い!」「美味しい!」と言われることが多いです。

そう、スーパーで売っている、ハンコをついたような規格にバッチリ合った野菜よりも、こういった「理由のある高品質ワケアリ野菜」のほうが、実は断然お得なのです。

高品質ワケアリ野菜が、廃棄されるもう一つの理由

淡路島 野菜

ということで、ぼくは今回、写真のように大量の「理由のあるワケアリ野菜」を購入してきました。ぜんぶ淡路島の南あわじ農家さんの野菜です。

これだけ購入しても、1000円にも満たないのです。

これを見て「欲しい!」と思われる方も多いと思います。

ですが、ここで問題が発生します。

それは送料が高いということです。
もうこれは正直に書いておきます。野菜は嵩が高いため、どうしても輸送用の段ボール箱が大きくなります。なので、送料も高額になってしまいます。野菜は安くても、送料が高額だと相殺されてしまうために、お金の面でのメリットはなくなります。

なのでぼくがオススメしているのは、
・メルカリ
・ポケットマルシェ
この2つのサービスを使っている農家さんと仲良くなって、送ってもらうことです。

ポケットマルシェに関しては、
過去記事「ポケットマルシェで野菜販売01 固定費0円!ヤマト運輸の送料がメチャ安い!
こちらをご覧ください。送料はヤマト運輸利用で、一般よりもかなり安くなっています。

ぼくが利用している仲良し農家さんは
ポケットマルシェ 淡路島 平農園

平農園

メルカリ かよこちゃん

メルカリ かよこちゃん

どちらも大人気で、品切れが目立ちますが、お得意様になると箱の中身のリクエストにも応えてもらえたりします。

ぼくの場合、急ぎの場合はこれらネット販売を利用してますが、仕事で淡路島へは月2回ほど行きますので、そのついでに車に積んで持って帰っています。

まとめ

見た目と、サイズが規格外という理由で、一般流通に乗らない野菜は、とても多いです。
一般流通に乗らないと言っても、栄養も味もまったく同じ、またはそれ以上の品質を備えており、それが場合によっては格安で購入できる場合もあることから、ほんとは食べないと損なぐらいです。

ただ、いまの規格に沿った商品しか扱わないという食品業界や一般消費者の台所そのものにも問題があると考えていますが、扱わない理由はプロの食品業界と、一般消費者では大きな違いがあります。

これはまた別の機会に書きたいと思います。