超巨大キノコ「天恵菇」、生みの親に会いに徳島へ!

天恵菇 生産者

最近、妙に徳島に縁があってよく行っています。いつも目的は違うのですが、なぜか徳島。あれほど縁があった淡路島は通過ばかりしています。

前回の徳島訪問はこの過去記事
変な名前の写真家 森星象と行く冬の遠足。徳島県手すき和紙工場。
このときの訪問先、アワガミファクトリーさんとはTwitter(@AwagamiFactory)でも仲良しになりました。じわっとウレシイ。

超巨大キノコ天恵菇の開発者

過去に二度、天恵菇(てんけいこ)については記事にしました。

超巨大キノコ!天恵菇の農家視察。これマジで食べられるの?

超巨大キノコ天恵菇(てんけいこ)を食べるぞ!

まあとにかく、その大きさと、部屋中いっぱいになる匂い、そして食べたときの圧倒的な濃い味と香りには、すでに圧倒されていました。それが今回、「天恵菇の生みの親に会いに行きませんか?」とお誘いを受け、年末だというのにさっそく行ってきました。もちろん誘ってくれたのは、某大手食関係企業退職後自立経営者の大山くん。ついてに大山くんのクルマで大山くんの運転付きです。いつも楽させてもらってすいません。

朝7時に兵庫県西宮市を出発して、徳島市内にある天恵菇のプラントへ。

事務所で挨拶して早々に、ぼくから質問攻め。
天恵菇の特徴、天恵菇の旨味成分、天恵菇の栄養成分と成人病への効用、βグルカンについて。次に現在の業務状況と改善したい点についてなど。

盛り上がりすぎて、大幅に時間オーバーしてしまいました。

質問の回答内容については、神経質な部分も含まれるために様子みながら徐々に公開したいと思います。

そしてキノコ栽培のプラントへ。

これがキノコプラントの内部だ!

天恵菇プラント

広大!前回の天恵菇丹波篠山プラントも大きかったけど、ここはそれ以上の大きさ。徳島は天恵菇と関係の深い「生シイタケ」の生産量が日本一だそうです。

天恵菇 プラント

ちょうど収穫した直後ということもあって、大きめのサイズが少なめでしたが、プラント内部は天恵菇の匂いでいっぱいでした。ここでは天恵菇自体も生産していますが、天恵菇が生えている「茶色い土台部分」を作るのが本業です。生みの親ですから、日本の天恵菇が生える土台は、全てここで生産されています。

天恵菇プラント

こうやって、手と比べるとかなり大きいです。そして肉厚。

天恵菇プラント

手前の天恵菇の後ろにいるのが開発者。天恵菇が今の形になるまでに20年もの時がかかったそうです。それでもいまだに新種のキノコを開発中です。

このあと突然「これ食べてみい。」と天恵菇を採ってくれました。「このまま割いて食べるんや。」
淡路島で採れたてのレタスを食べた時も「こんなに美味しいのか!」って感動しましたが、まさかキノコを採ってすぐ生で食べることになるとは。こわごわでしたが食べてみると「旨い!」本当に美味しいのです。キノコらしい香りと甘みがあって、食感も良い。「採って細胞が死んでしまうのに72時間や。だから72時間以内が野菜はいちばん美味いんや。」開発者は誇らしげに笑ってました。

ブログに書けないことだらけの設備

じつはもっとたくさんのことが書きたかった。今回の記事を書くのを楽しみにしていたのですが、開発者の話を聞いていると、とんでもないマル秘がどんどん飛び出して、ほとんど書けないことだらけ。

一つ言えるのは、ぼくが南あわじに居た時に、よくまわりに話ししていた農業の未来像の一例がここにあったということです。

そこにはモノづくりのプロフェッショナルとしての厳しいこだわりがあり、常に改良をし続けている姿がありました。特に土作りに関しては、ここでは書けませんが、とんでもないことを実現しています。ぼくが今までに聞いてきた農家さんの土作りとは全く違った考え方。 化学肥料だとか、動物のフンだとかとは全く違ってて、地球そのものの根本的な考え方でした。

YouTubeに動画をアップしましたので、参考程度にごらんください。

プラント内部には、方位磁石が正常に北を示さないで動画のようになる場所が何か所もあります。キノコと菌の正常な成長に絶対必要ということでした。またこの設備以外にも多くの機械がありましたが、特殊すぎてどこも作ってくれないため、すべて開発者の自作ということでした。

この設備の効果として、プラント内部の金属がまったく錆びてなくてピカピカ。そしてホコリがまったく立たないので、掃除は年末の一回だけだということ。たしかにどこもキレイだった。すごいのはこの暖冬で今年はまだ虫が多いのですが、全くいない。

例としてこの地場を利用した農園を外に作って大根を栽培したら、サイズが1メートルを超え、味がこれまでに食べたことがない濃厚で甘みを持ったものになったそうです。

「わしは野菜の成長にとって必然なことをしただけや。ほかの農家がやらんだけ。」と軽く言ってましたが、これはちょっとやそこらで出来ない。「作り方教えたるからやってみい。」「家を建てたらええわ。わし3回、家建て直したから。この設備を使った家で人間が生活したらどうなるか?想像できるやろ?」ニヤッと笑ってました。

ぼくがわかった範囲で答えを出すと、地球は磁石だということと、雷からの大量のプラズマが野菜の生育に関係していることを利用した農場だということです。

視察後記

キノコ、とくに椎茸は国産の生き残りがギリギリのところまできていて、あと数年で消えるだろうという予想もあります。これは輸入品の攻勢です。スーパーに並ぶ舞茸などの大手日本企業も中国へ工場を移転しています。ブラックバスが入ってきた時と同じで、どうも日本固有の・・・っていうやつは抵抗力が弱くて、いつも簡単にシェアを奪われてしまう。

この切羽詰まった時代背景と真面目に向き合っているのが、ここのプラントでした。農家にとって必要な知識は、物理・バイオテクノロジー・IT、そして機械工学?難しかったけど、みたことのない凄い農業でした。

いや~!書けない!書けないことが多すぎる!記事作成しながら、こんなにストレスを感じるのは初めてです。たぶん読まれてる方も、歯がゆさを感じてると思います。誠に申し訳ないです。