ブログやネットショップの運営では、必ずと言っていいほど画像を使います。そのとき「一緒に写ってしまった余計な物を消したい」こう思うことが多いです。以前はこういった作業は専門の業者やプロがやっていましたが、いまはアプリが進化して、初心者でも簡単に出来るようになりました。そこで今回は、Photoshopで有名なAdobeが公開している無料アプリ「Photoshop Fix」を使った「消す」作業を、初心者にもわかりやすいように解説します。
Adobe Photoshop Fix は、2021 年 6 月 21 日をもって、App Store からダウンロードできなくなります。アプリを既にインストールしている場合は、引き続き使用できますが、新しいアップデートや 1 対 1 のサポートはありません。(さらに多くの)お好みの機能を備えたアプリを途切れることなく使用するには、Adobe Photoshop Express を無料でお試しください。詳しくは、Photoshop Fix および Photoshop Mix – サポート終了に関するよくある質問を参照してください。
*2021年7月28日現在、Android用は提供されています。
写真に写った不要な物を消す「Photoshop Fix」無料、誰でもすぐ使える

Photoshop Fix は
・Android 用のみ無料で提供されています。
「Photoshop」と名付けられてるだけあって
ひじょうに多機能で、
使うととても楽しいアプリです。
その中で今回は
要らない物を消す機能に絞って解説します。
解説は、以前提供されていた
iPadの画面を使っています。
Photoshop Fix 要らない物を消す方法
「消す」作業に入る前に
iPadを使う場合は、
やはりApple Pencil があったほうが
作業効率は高まります。
もちろん指先でもできますので
iPhoneやAndroidデバイスの方も
問題なく使えます。
まずは「消したい」物がある写真を取り込みます。

画面左の「+」ボタンをタップします。

写真を選ぶだけでセット完了です。
○で囲った部分を消します。

「修復」ボタンをタップ

画面下のツールが
「スポット修復」になっているのを確認して
「1:ブラシのサイズ」
「2:ブラシの硬さ」
この2つを適度に調整して
消したい部分を指先やApple Pencilでなぞって
塗りつぶします。
指先を画面から離せば
自動で消す作業が始まって

右上のボタンで
何度でもやり直しができます。
作業が完了したら「保存」します。

右下の「✓」ボタンをタップします。

矢印のボタンをタップして

「カメラロールに保存」をタップで
保存完了です。
その他の作例

伊勢二見浦の夫婦岩

夫婦岩の手前あった
小さな岩を2つ消してみました。
なかなかキレイに消えてます。
もう一枚

ロゴとフォーク3本を消してみます。

これも、なかなか自然に消えています。
まとめ
Photoshop Fix 、無料アプリながら、さすがAdobeと言えるレベルになっていると思います。
最初に使った玉ねぎの写真だけ、ちょと消え方に苦しい部分がありますが、岩と野菜サラダの写真は、ほぼ完璧に近い仕上がりでした。消す前の写真を見なかったら、消えたことがわからないと思います。
同じ「消す」ことができるアプリ「Pixelmator Photo」、こちらは有料ですが、有料だけあって仕上がりは、もう1ランク上です。「Pixelmator Photo」についてはコチラ

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